『スコッチグレイン』有楽町店 Factory Lab がオープン。“その時”しかないモデルも展開。

『スコッチグレイン』ファクトリーが研究的に取り組んだ限定靴やアイテムが多数。新しいスタイルのショップが誕生。

高品質なグッドイヤーウェルテッドの靴で知られる日本のシューズブランド『スコッチグレイン』。その新店「有楽町店 Factory Lab」が去る4月15日、有楽町交通会館ビルにオープンした。

同ビル1階の銀座側の一角、広さのある店内には、その店名が示す通り、同社ファクトリーが研究的に取り組んださまざまな限定の靴やアイテムが紹介される。インポートの希少な革などを使った靴もサイズや数量限定で展開予定なので、定期的にチェックするのがお薦めだ。またウィメンズの靴も充実している。さらに店内には修理カウンターが設置され、壁面に展示されたソールの中から好みのものに交換するといった相談事も店舗スタッフが丁寧に対応してくれる。

「ファクトリーラボ」の名の通り、研究的で希少な革を用いた限定モデルなど“その時”しかないモデルも展開されている。

SHOP DATA
『SCOTCH GRAIN』Yurakucho Factory Lab
住所 : 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館ビル1F 103
電話 : 03-3213-4455
営業 : 平日・土 10:00～20:00／日・祝 10:00～19:00

photographs_Takao Ohta
〇 雑誌『LAST』 issue.20 より

『スコッチグレイン』2021年の推しモデル。熟成革「山陽×GAKU」と店舗限定企画「ショップスタイル」。

『スコッチグレイン』で使われる革を長年手がけてきた『山陽』は、「靴磨き職人が磨きたくなる革」として、吟味した革を染色後寝かして質感を高めた「熟成革」を開発。さらにその革を使った靴に適した靴クリームを、佐藤氏の監修のもと『コロンブス』が実現している。各エキスパートの叡智が実現したふたつのプロダクト、ぜひ併せて味わってみたい。そして今季は、4つの直営店が提案する限定モデル「ショップスタイル」も展開。いずれもフランス・アノネイ社の「ベガノ」、ダークブラウンカラーの革をアッパーに使っているが、デザインや醸し出す雰囲気がショップによって実にさまざま。間もなく発表される第4弾もどのようなスタイルで登場するか楽しみだ。

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