すべてがスローダウンした昨年を経て、今季は新しい現実を受け入れながら、前に進んで行きたい。そんな気持ちを後押しするような、リフレッシュした気分をもたらす足元とは。快適さの一方で、感性を刺激する個性を選びたい。
新たな日々に向かう靴。快適で華やかな新しい気分をもたらす新作。
吟味されたディテールが魅力。
夏のアイテムとして定着したグルカ風サンダルのスタイルは、同ブランドによってより洗練したフットウェアに仕上がっている。シューズのタンを連想させる、大きくとられた甲部のパーツによって、足を支える着用感を実現。また、踵部のヒールカップも十分確保されていて、サンダルスタイルの開放感とフィッティングを両立させている。レザーサンダル「CLEMENT」¥143,000(エルメスジャポン tel.03-3569-3300)
アーカイヴデザインが今季はよりエレガントに。
最新コレクションの随所に登場するアイコニックなモチーフが盛り込まれたローファー。おなじみのホースビットは、こちらも同ブランドのアイコンであるグリーン・レッド・グリーンのウェブ ストライプと併せて配されている。スマートな印象のエロンゲーテッドトウ、薄いソール、3 センチのヒールとの組み合わせは、エレガントな雰囲気を生んでいる。¥112,200(グッチ ジャパン クライアントサービス tel.0120-99-2177)
存在感あるシルエットとホワイトカラーが映える。
クラシックなメンズローファーのスタイルに、ボリューム感あるソールを配して、現代的な存在感にアップデート。ホワイトレザーのアッパーに、ウェルト部もホワイトカラーで統一したラバーソールを組み合わせて、軽快な印象を生み出している(トライアングルロゴもホワイト)。エクストラライトソールを採用して、その存在感とは対照的な軽量さ。¥130,900[予定価格](プラダ クライアントサービス tel.0120-45-1913)
アウトドアスタイルをラグジュアリーに。
スエードと通気性を高めるオープンワークのカットアウト、さらにアイコニックな「ディオール オブリーク」のジャカード素材を組み合わせた、「Dior Atlas(ディオール アトラス)」サンダル。「”CD” アイコン」があしらわれたバックルでホールドするナイロンバンドは、しっかりとしたフィッティングを実現。側面にロープが配された厚底ソールが、適度なカジュアル感をもたらしている。¥121,000(クリスチャン ディオール tel.0120-02-1947)
今また新鮮なデッキシューズ。
今季注目のボートシューズスタイル。ナチュラルカラーのラグソール、レザーアッパー&レザーシューレースなど、オーセンティックなデッキシューズの意匠やデザインを採用しつつ、エプロン部には「FFモチーフ」を熱転写プリントであしらって、ブランドのキャラクターを盛り込んでいる。アッパーの踵部分にも「FFモチーフ」が配されている。¥95,700(フェンディ ジャパン tel.03-3514-6187)
三角形のトウがオリジナルな存在感。
Pyramid-shaped(ピラミッド型)と称される独自のトウシェイプが特徴の「Rhino(ライノ)」ダービー。アッパーはブラックのカーフスキン、厚みをもたせたソール部にはタイヤのグリッドを思わせるパターンのラバーアウトソールが採用されている。極めて個性的なデザインでありながら、どこかミニマルな印象も感じさせるところがユニークだ。¥105,600(バレンシアガ クライアントサービス tel.0120-992-136)
夏へと誘うようなリラックス感あるモカシン。
スペイン・イビザ島にかつて存在し、リゾートである同地のファッションシーンをリードしたブティック「Paula’s Ibiza(パウラズ イビザ)」とコラボレーションしたサマーコレクションから、今季はフリンジを配した、ベージュスエードのモカシンが登場。柔らかく軽い履き心地は、都市のただ中でも、バレアレス諸島のリラックス感をもたらしてくれる。 ¥70,400(ロエベ ジャパン クライアントサービス tel.03-6215-6116)