『madras（マドラス）』色気を感じさせるカラーとディテール

1921年創業。1965年にバレンチノ・マドラス社との技術提携により日本に「madras」が上陸。1983年には社名をマドラス株式会社に変更した。ボロネーゼ製法による履き心地を追求したシリーズやハンドフィニッシュで生み出される独特な色合いの靴に注目したい。

photographs_Takao Ohta, styling_Tomohiro Saito
〇 雑誌『LAST』 issue.15 より

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『madras（マドラス）』名古屋で引き継がれる靴づくりを訪ねて。

『マドラス』のファクトリーでは、手仕事を駆使した靴づくりが今日も行われていた。「マドラス式」、同社のファクトリーで、そのように呼ばれている手法。その特徴のひとつは、ラスティングのプロセスを、底付けのプロセスと分けて、それぞれの工程の担当者が作業をコントロールしていることだろう。それは、また、マドラスの靴に対する価値観を端的に反映してもいる。

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マドラス 「今」を表現するエレガントで軽快な靴

『マドラス』は常に時代のエレガンスを表現してきた。流麗なラストシルエット、独創的なアッパーデザイン、ハンドフィニッシュで生み出される表情豊かな色合い、そしてGORETEXファブリクスなどのテクノロ ジーの採用。こうした現在の同ブランドの靴に表れている事柄は、いずれも今日の靴に求められるエレガンスの要件ともいえそうだ。さらにそれらの融合こそが、革靴の未来を表しているのかもしれない。2021年5月に会社創業100周年を迎えるマドラス

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マドラスとミズノのコラボ！注目の『madras Walk MIZUNO SELECT（マドラスウォーク ミズノセレクト）』

ドレスシューズづくりの老舗マドラスと、スポーツ用品メーカーのミズノとのコラボレーション。2019年よりスタートした注目の本プロジェクトにおいて、2020年にはコラボレーション第2弾を発売。より高い快適性を実現させたレザーシューズは、靴に対する信頼性を向上させた。

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