『SERGIO ROSSI(セルジオロッシ)』ヘレン・ライトをGroup CEOに任命

イタリアのラグジュアリーシューズブランド、『セルジオ ロッシ(Sergio Rossi)』は、ヘレン・ライト(Helen Wright)がGroup CEOに就任したことを発表。過去7ヶ月間 暫定CEOを務めたポール・コルヴァ(Paul Kotrba)氏の退任に伴い、2023年11月22日付で着任した。

ライト新Group CEOは、これまでにファッション、ラグジュアリー&ライフスタイル消費者ブランドにおける上場・未上場企業からオーナー系企業まで、多国籍のビジネスを25年以上にわたりシニアリーダー として経験してきた。常に顧客志向のアプローチを進め、ビジネスの変革、株主価値の構築と規模拡大に強力な実績を持っている。

唯一無二のヘリテージをもつブランドの新CEOの輝かしい経歴

オーストラリアのシドニー出身で、オーストラリア国内の百貨店グループ デビッド・ジョーンズで小売、運営、商品管理の分野でキャリアをスタートし、10年にわたって複数の要職を務めた。1999年にロンドンに移り、ラルフ ローレンで5年間、欧州の小売・マーチャンダイジング部門の立ち上げと運営に携わり、LVMH/フェンディではEMEIプレジデント、カール・ラガーフェルドでグローバル・ヴァイス・プレジデントに就き各商圏を主導した。

その後、2015年にアニヤ・ハインドマーチのグローバルCEOに任命され、会長兼創業者とともにコレクションの進化を推進し、オン・オフラインの流通・マーケティングチャネルへの投資や地域の拡大を通じて成長戦略を実行。2018年からの3年間は、ヘリテージ・ブランドであるベルスタッフの改革を統括し、事業再編、主要なエグゼクティブ人材の登用、コレクション内容の変革、商品カテゴリーを拡大。戦略的なホールセール・パートナーシップによりD2Cとデジタルファーストチャネルの強化を促進した。ランバン・グループに加わる前は、オーストラリアのブロッホ・インターナショナルのCEOを務めている。

就任後は、セルジオ ロッシのグローバル戦略を定義して主導し、持続可能な成長の実現に向けステークホルダーや重要なビジネスパートナーと協力しながら、メゾンの戦略的変革に注力していく予定。コレクションのコンテンツ、流通チャネルの最適化、ブランドの認知度や施策実行、そして北米、アラブ首長国連邦、日本、中華圏など重要な市場での継続的な開発と商業戦略に重点を置くことになる。

今回の任命を受けてライトは「セルジオ ロッシ・グループの一員となることを大変嬉しく思います。セルジオ ロッシは、1951年にサン・マウロ・パスコリで創業して以来、最高の品質とスタイルを兼ね備えたメイド・イン・イタリーの高級シューズを生みだす、唯一無二のヘリテージをもつブランドとして存在し続けています。大切なビジネスパートナーと株主の方々からのサポートと、セルジオ ロッシ チームの長年の経験とノウハウを結びつけることにより、ブランドは今、未来へと向かっています。私たちは、この偉大な会社をさらに活性化させるために新しいヴィジョンを掲げ、新たなカスタマーを開拓しなければなりません。私たちは過去から良いインスピレーションを得て、明るい未来を共に築いていくことにすでに共に築き始めている明るい未来に意欲を高めています。」と述べている。

セルジオ ロッシはまた、ポール・コルヴァ氏のブランドへの献身とリーダーシップに心から感謝の意を表し、彼の今後のキャリアにおける成功を祈念している。

Sergio Rossi
セルジオ ロッシはメイド・イン・イタリーの高級シューズを製造するイタリアの卓越性を象徴する企業で、女性らしさの真髄を表現するブランドとして世界中で評価されている。ランバン・グループの一員であり、EMEA、日本、韓国、中華圏の高級一等地に61店舗を構えるプレミアムな世界的流通網を有す。セルジオ ロッシは、イタリア北東部沿岸のサン・マウロ・パスコリ(靴作りの伝統が非常に強い産業地域)に位置する環境保護と社会的責任に配慮したクラス最高の製造能力をもつ自社ファクトリーを保有。ファクトリーはスケッチから最終製品までの全ての工程における創出をサポートし、大幅な増産にも対応可能だ。
公式ウェブサイト www.sergiorossi.com

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