知っておきたい、ドレスシューズのスタイル。【18】シングルバックル

ドレスシューズには、さまざまなスタイルがあり、それぞれ特色と個性がある。ここでは、知っておきたいドレスシューズのスタイルを取り上げ解説する。


Single Buckled

シングルバックル

主にインサイドから伸びたストラップを、アウトサイドに配したバックルで留めるスタイルで、モンクストラップとも呼ばれる。15世紀、アルプス地方の修道士が履いていたバックルつきのサンダルが源流といわれるが、バックルがついた靴は17世紀から18世紀にかけて英国や欧州で人気で、宮廷装束としても長らく残っていた。そうした経緯もあってか、靴紐に準じたスタイルとして、現代ではビジネスシーンなどでも違和感なく履かれている。

1. スタイルは実はさまざま。

一言にシングルバックル、またはモンクストラップといってもスタイルはさまざま。写真以外にも、左右の羽根を別のストラップで締めるもの、またはバックルがトップライン(履き口)脇に配されたものなどがある。

2. 現在では多彩なスタイルへ。

形としては外羽根で(内羽根のバックルシューズも稀にある9、ダービーシューズと同様か、またはそれよりもややフォーマル感を持った靴として扱われることが多い。ブローグなどの装飾が施されることも。

Alden
18710
ライト単カラーのカーフレザーをアッパーに使ったシングルモンク。大ぶりのバックルとクレープソールでカジュアルな印象。
¥96,000(オールデン/ラコタ ハウス tel.03-5778-2010)


photographs_Takao Ohta
text_Yukihiro Sugawara
◯LAST issue11 特集「いま、知っておきたいドレススーズのスタイル。」より抜粋。

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