「ベーシックケア」までではないが、帰宅後に行うべきケア方法。

【WREN’S ウレンズを使ったケア】

「ベーシックケア」までではないが、帰宅後に行うべきケア方法。


まずは吸湿性に優れた木製シューツリーを靴にセットし、アッパーに付いた皺を伸ばしソールの反りを戻すことからはじめたい。ツリーを入れるタイミングは、皺伸ばしが一番の目的なら帰宅直後、汗かきの人なら靴の中の湿気が多少飛んだ翌朝など、各自の状況で判断して構わない。ただし靴の形状に合っていないシューツリーを用いると、靴にダメージを与えるので注意。その後柔らかい毛質の馬毛ブラシでホコリを落としてから軽く乾拭き。これらだけで靴の光沢やコンディションが維持でき、靴の寿命も大きく変わる。なお、多少汚れてしまった場合は穏やかな成分のクリーナーを活用してもよい。分量は米粒1つ大で片足の 1/3 位用いれば十分だ。


ASプレミアシューツリーは相性の良い靴が多く評価が高い。¥8,500。乾拭きは糸くずが出難く革の表面も荒し難いマイクロファイバー製のウレンズポリッシングミトンで。¥600。今回汚れ落としにはウレンズレザーローションを用いた。¥1,400。


お話を伺った方
小島 隆聖 さん
荒川産業 営業部

information contact
荒川産業株式会社 tel.03-3874-8191



text_Takahiro Iino
photographs_Takao Ohta
○雑誌『LAST』 vol.18 『Shoe Care To Keep Shoes in Good Condition「保たせる」「履き続ける」ためのケアを考える』より抜粋。

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