フィレンツェから鎌倉へスタートを切った靴職人。

細長い店内は工房部分と接客スペースに分かれている。

『オルマ・ディ・シマモト・ワタル』がオープン。

靴職人・アーティストの深谷秀隆氏が代表を務めるフィレンツェのビスポーク靴店『イル・ミーチョ』に靴職人として9年在籍し、一昨年に『オルマ・ディ・シマモト・ワタル』として独立を果たした島本亘氏。そんな島本氏の工房兼店舗が、このほど鎌倉にオープンした。ブログメディアshoegazingが主催する「World Championships in Shoemaking 2018」で第4位に輝いた実力者は、現在木型からアッパーの縫製、底付けなどまで自身で手がけている。古都から古都へと拠点を移した島本氏の靴づくりが今後どのように展開するのか、興味深い。

作業中の島本氏。鎌倉にフィレンツェと近い印象を持ち、工房を構えることにしたという。

Orma Di Shimamoto Wataru
住所:神奈川県鎌倉市西鎌倉 1-20-10
H P :https://orma-shoemaker.com


photographs_Hirotaka Hashimoto
text_Yukihiro Sugawara
○雑誌『LAST』issue.19 「LAST updates19 3.フィレンツェから鎌倉へスタートを切った靴職人。」より抜粋。

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