より吟味し、納得できるモノ選びを。『Continuer(コンティニュエ)』感性を刺激するアイウェア。

来年で創業20周年を迎えるアイウエアショップ『コンティニュエ』。

Continuer EBISU
2002年のオープン以来、着実に歩みを進めてきた店内は、特注でつくられた什器やソファなどが、時を重ねてより落ち着いた雰囲気を帯びている。アンティークによる古色のアレンジというより、自然なエイジング。それはアイウェアのような身体に近いアイテムを選ぶ場のテイストとして、相応しく感じる。

shop information
コンティニュエ 恵比寿
住所:渋谷区恵比寿南2-9-2 カルム恵比寿1F
tel:03-3792-8978
営業:12:00〜20:00 水休

2002年に恵比寿で創業し、来年で20周年を迎えるアイウェアショップ『コンティニュエ』。現在も創業時と同じ店舗で営業する一方で、吉祥寺に「The PARKSIDE ROOM」、日本橋髙島屋S.C.新館に「コンティニュエ日本橋」、そして恵比寿本店の隣にはアンティークウォッチやウェアなども扱う「Extra Space」をオープンするなど、着実に、継続的に提示する世界を充実させてきた。

現在、新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう中、より吟味し、納得できるモノ選びへの志向が強まっている。そんな中アイウェアなどエッセンシャルアイテムへの関心もまた高まっているようだ。さらにEコマースが普及する一方で、知見豊かなエキスパートがガイダンスするショップの存在が注目されている。このような状況を踏まえ、『コンティニュエ』がいま提案するのは、どこか斬新さを感じさせるアイウェアブランド。ここ数年続いた、ヴィンテージ由来のスタイルの人気から、新たな個性が牽引する時代が到来するのか、実に興味深い。

Continuer Extra Space
2016年より「余白スペース」として、アイウェア以外にも一部の“専業”ブランドなどを展開。『NEAT』のパンツをブランド初期から紹介するなど、その選択眼には定評がある。現在はアンティーク時計が充実している一方、さまざまなポップアップイベントが随時開催されている。

shop information
コンティニュエ Extra Space
住所:渋谷区恵比寿南2-9-2 カルム恵比寿1F
tel:03-3792-8979
営業:12:00~20:00 不定休

MASAHIROMARUYAMA for Blackish
フリーのアイウェアデザイナー丸山正宏氏が、2011年に立ち上げたオリジナルブランド『マサヒロマルヤマ』。「unfinished art(未完成のアート作品)」というコンセプトを軸に、シンボリックなテーマを掲げコンセプチュアルなコレクションを発表し続けている。アシンメトリーなデザインやオーガニックな質感の形状など、その創造性はヨーロッパでも高く評価され、世界最大のアイウェア展示会、フランスのSILMOにて表彰されるシルモドールにおいて、2020年度グランプリを受賞している。独創性の高さの一方で、かけた時の 顔なじみの良さも特徴だ。▷ MM0013
¥49,500(税込)
MASAHIROMARUYAMA
▷ MM0007 Col.6
¥49,500(税込)
”12” homemade
土屋潤氏によるハンドメイドのアイウェアブランド『トゥエルブホームメイド』。分業制の多い国内の眼鏡産業では珍しく、多くの工程を1人で行い、月の生産数は50本程度という。積み重ね磨き上げられた深い艶や柔らかい表情が魅力。四角と丸とを組み合わせたような柔らかなレンズシェイプの「DREN」は、今回フロント側面とツルの外側を丸く磨いた甲丸と呼ばれる仕様で製作。クリアカラー「C23」も新鮮だ。 ▷ DREN 甲丸 ¥36,300(税込)
Haffmans & Neumeister
アイウェアブランド『ic! Berlin』『MYKITA』の創設者としても知られるフィリップとダニエルのハフマンス兄弟と、アート業界にもその名が知られるジャン=ピエール・ノイマイスター氏の3人が共同してスタート。オリジナルで開発されたスクリューレスのヒンジを使い、ヴィンテージ・アイウェアのシルエットをステンレスのシートメタルから切り取り、折り曲げ、膨らませ、クラシカルなフォルムを再構築したコレクションは、ミニマルな魅力がある。 Onyx Col.018 ¥57,200(税込)

photographs_Hirotaka Hashimoto, Toru Oshima
〇 雑誌『LAST』 issue.20 より


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