『スコッチグレイン』のクラフツマンシップと創造性。装いやTPOで使い分けができるローファー バリエーションも豊富。
各シーズンにリリースされる、『スコッチグレイン』のエクスクルーシヴなモデル。同ブランドのクラフツマンシップと創造性を感じさせる提案が魅力だが、フランス・アノネイ社の革を使った2モデルが登場している。
コンビネーションカラーのエプロンフロントダービーはブラウンとボルドーの巧みな配置が、クラシックな雰囲気の中にも華やかさを生んでいる。もう一方のラウンドトウのローファーは、ボルドーカラーが旬な印象。デニムからスーツに至るまで、幅広く着こなせそうな佇まいだ。また、ローファーに関しては、レギュラーコレクションにおいても素材や色のバリエーションが豊富だ。複数揃えて、装いやTPOなどで使い分けるのもクレバーなやり方だ。
フランスの素材と日本の靴づくりの邂逅。J.M. WESTONのタナリーであるバスタンの革を使用したモデル。
『スコッチグレイン』が提案するもうひとつの限定モデルが、フランス「バスタン」のオークバークベンズをアウトソールとインソールに使ったモデル。
ジェイエムウエストンが所有するタナリーであるバスタンの革を、今回同社の協力のもと提供を受けているアッパーとライニングには同じくフランス・デュプイ社の革を採用。これらフランス産の高品質な素材から導かれたという2つのスタイルは、いずれもスコッチグレインらしさを備えていながらも、それぞれのモデルのオリジナルな存在感が魅力となっている。
ソールにはバスタンの素材であるという刻印が配されている。バスタンのオークバークは長い時間をかけつくられることもあり、繊維がしっかりとしていて、実に堅牢である。
photographs_Takao Ohta
〇 雑誌『LAST』 issue.15 より
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スコッチグレイン銀座本店
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