英国製靴産業の集積地として知られるノーザンプトンシャー州。1960年、同州の町ウォラストンにて誕生したのが、現在の『ドクターマーチン』ブーツである。1901年にグリッグス家がこの地でワーカー向けのブーツづくりをスタートし、やがてふたりのドイツ人医師が発明したエアクッションソールのライセンスを取得したのだった。そして現在も、ウォラストン・コブスレーンのファクトリーでは、エアクッションソールを配した靴がつくり続けられている。
『Dr.マーチン』のコアライン。エアクッションソールを配した「MIE(Made In England)」シリーズ。
この「Made In England(MIE)」シリーズは、世界的なシューズブランドとなった『ドクターマーチン』においてコア的存在。今季は英国の老舗タンナー「チャールズ・F・ステッド」社の「デザートオアシス」スエードを使ったモデルが注目だ。
photographs_Takao Ohta
〇 雑誌『LAST』 issue.20 より
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ドクターマーチン・エアウエア ジャパン
tel:03-6746-4860
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