日本のグッドイヤーウェルテッドの可能性を拡げる『SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)』

質実剛健な靴づくりで知られる、ヒロカワ製靴のブランド『スコッチグレイン』。グッドイヤーウェルテッドを堅持し、現在も不断の技術革新を続ける同ブランド。

2017年に40周年を迎えた際に、それを記念して生み出されたのが、「京都レザー」のレザーをアッパーに使ったモデル。「墨流し」や「箔押し」といった京都伝統の技術を盛り込んだ革を使った靴は、まさに「メイド・イン・ジャパン」を象徴している。

一方でイタリア・ゾンタ社の革をアッパーに使ったモデルや人気の撥水レザーを使ったバリエーションなど、幅広い層にアピールする靴がさまざま展開されている。

京都伝統技術を盛り込んだ『スコッチグレイン』

ST6349「粋」
京友禅の技法である「墨流し」で染められた革を使ったモデル。水面に浮かせた染料を転写する職人技で一枚一枚染められた革を使い、複雑な「スパイダー」パッチワークで構成。ラバーソール。¥60,000

ゾンタ製の革や撥水レザーを使用したバリエーション

TL924
イタリアのタンナー「ゾンタ」の革をアッパーに使った、クラシックなスタイルのオックスフォード。アンティーク加工が美しい。写真の他にブラックとブラウンも展開。木製シューツリー付属。¥48,000
758
2017年春の限定モデルから、人気に応えてブラックカラーで再展開。スクエアトウのスマートなシルエットに、ダブルステッチをアッパーに配して、エレガントになりすぎない雰囲気を生み出している。¥30,000
2773
こちらも2017年春の限定モデルの再展開。国産の撥水レザーをアッパーに使ったキャップトウダービー。ブラウンカラーは注目の色だ。ソールにはラバーの「SGソール」を使用。¥28,000

photographs_Takao Ohta
〇 雑誌『LAST』 issue.13 より

information contact
ヒロカワ製靴
tel:03-3610-3737

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