2021年の新作靴。ア・テストーニのタッセルシューズやカルミーナのビットモカシンなど、軽快な足元を演出するスリッポンシューズたち。
タッセルローファーとは、甲部分に房飾り(タッセル)があしらわれたローファーを指す。かたやビットモカシンは、甲の部分に馬具のはみ(Horse Bit)を模した金属飾りが付いたスリッポンのこと。いずれも靴紐のないスリッポンタイプであり、一見するとカジュアルな印象を与えるかもしれないが、コーディネイトをうまく合わせることでゴージャス感を醸し出すことや、ビジネスの場においても履くことが可能となる。
レースアップの革靴と比べて、脱ぎ履きが楽であり、かつ軽快な足元を演出してくれるスリッポンシューズ。さらにドレッシーさも加えられるこれらの革靴を、この機会に手持ちのラインナップに買い足してみてはいかがだろうか。
photographs_Takao Ohta, styling_Tomohiro Saito
〇 雑誌『LAST』 issue.20 より