現代のベーシックを再考する。04. Church’s

ライフスタイルの変化や時代の経過の中で、変わることなく輝き放ち続ける靴。そんな現代のマスターピースをピックアップした。

Church’s
SHANNON

活動的に動ける革靴のあり方とは。

丸さと、適度な厚みのあるトウシェイプを持つラスト「103」を使用。
太めの糸でハンドで縫われるレースステイ基部の半円形ステッチも特徴だ。
ダブルソールだが適度なトウスプリングがあり、ホールド感もあるので歩きやすい。

 現在のチャーチにおけるアイコン的存在のひとつに挙げられるプレーンダービー。アイルランドの川(または町)に由来するその名が示唆するように、カジュアル&スポーティな靴といえる。現在の「シャノン」はプラダグループ傘下以降開発されたラウンドトウの木型「103」を使っているが、スタイルはそれ以前から存在した同モデルを踏襲している。アッパーにはチャーチ独自の表面にガラス加工を施した「ポリッシュドバインダー」をホールカット(一枚革)で使用。ソールは堅牢なダブルソール、ウェルトはストームウェルト。さらにレース部は、かつては防水目的で縫い目を出さないよう行われたスキンステッチが配される。そしてタンとレースは縫い付けられている。これらの仕様は、この靴がアクティヴな性格を備えていることを物語っている。

FRONT
REAR
EYE-LEVEL
Data
ブランドチャーチ
モデルシャノン
展開アッパーポリッシュドバインダー(ブラック、サンダルウッド、バーガンディ)ほか
ソールグッドイヤーウェルテッド製法、レザーダブルソール
展開サイズ5〜13 ※色や素材で違いあり
価格¥94,000

information contact
チャーチ 表参道店 tel.03-3486-1801


photographs_Takao Ohta
styling_Tomohiro Saito
text_Yukihiro Sugawara
○雑誌『LAST』 issue.17 「現代のベーシックを再考する。」より抜粋。

タイトルとURLをコピーしました