スタイル別 注目のニュープレシャスな革靴とは。

コンフォートな雰囲気とクラシックな紳士靴の美しさ、そのバランスが今の靴に求められる要素といえるだろう。本記事でピックアップするスタイルは、そうした時代の要請に対するひとつの回答である。

「新たな高級へのアプローチ」
スタイル別に代表的なモデルをピックアップ

Single Buckle -モンクストラップ-

過去数シーズンはダブルモンクストラップが席巻していたこともあったが、よりシンプルなシングルモンクストラップも新鮮である。クラシック感がありながらも、レースアップシューズよりもどこか軽快な印象がある。確かに着脱も紐よりは簡便ともいえる。スーツなどとの相性もいい。

JOHN LOBB ジョンロブ
「SWYRE」 ¥250,000
(ジョンロブ ジャパン tel:03-6267-6010)

Loafer -ローファー-

スリップオンスタイルはスニーカーにとって替わる形で注目され続けているが、ヴァンプストラップのあるローファーをここでは紹介。丸みあるカジュアルなものの一方で、クラシックな印象があるドレスローファーもいくつか提案されている。

J.M.Weston ジェイエムウエストン
「180 MIDNIGHT EDITION by J.M.WESTON」 ¥105,000
(ジェイエムウエストン青山店 tel:03-6805-1691)

Chelsea Boots -サイドゴアブーツ-

秋冬はブーツの季節だが、ブーツではクラシックな紳士靴のスタイルが基調になっているものが多い。そこで注目なのがサイドゴアブーツ。着脱がしやすい一方でオーセンティックな美しさがあるこのスタイルは、まさにメンズフットウェアの現況を反映しているともいえる。

Church’s チャーチ
「NUNTON 2」 ¥62,000
(チャーチ 表参道店 tel:03-3486-1801)

Chukka Boots -チャッカブーツ-

スーツやジャケットなどのテーラードウェアとブーツを合わせて、クラシック感あるスポーティな着こなしがオススメである。そんな時にサイドゴアとともに活躍するのがチャッカブーツだ。今季はあまりノーズが長く見えないラウンドトウのものが気分だ。

Stefano Bemer ステファノ・ベーメル
「7231V」 ¥200,000
(伊勢丹新宿店 tel:03-3352-1111)

Classic Style -クラシックスタイル-

文字通り、古きよき靴を彷彿とさせるようなスタイルが散見される。スペクテイターシューズに代表されるコンビネーションカラーはジャズエイジを連想させるクラシックな美しさを備えている。写真のようなフルブローグだけではく、ローファーなどでもコンビカラーが多い。

CROCKETT & JONES クロケット&ジョーンズ
「GERRARD 4」 ¥78,000
(バーニーズ ニューヨークカスタマーセンター tel:0120-137-007)

Thick & Durable -シック&デュラブル-

男性の靴のスタイルとして、ドレスシューズとは別に挙げられるのが、ワークやカントリー向けの靴。こうした靴の特徴である厚く丈夫なソールを備えた靴は、現代のメンズフットウェアの定番といえる。よりクラシックな意匠を取り入れたものにも注目だ。

Paraboot パラブーツ
「BEAUBOURG」 ¥65,000
(ユナイテッドアローズ 原宿本店 tel:03-3479-8180)

photographs_Takao Ohta
styling_Tomohiro Saito

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