彼らの、いま履きたいベーシック。〜『Continuer』代表/嶋崎周治〜

LASTが注目する個性的かつスタイリッシュな装いで知られる各界で活躍する方々に、「あなたにとってのベーシック」、「いま履きたいベーシック」な靴に聞く企画。

恵比寿と吉祥寺に続き、日本橋でもアイウェアのセレクトショップを経営する『Continuer』代表の嶋崎周治氏に「いま履きたいベーシックな靴」について伺った。

“いま”ではなく、“これから”をともに過ごす一足との出会い。

嶋崎氏が所有する定番靴
『SPIGOLA』ストレートチップ

「ストレートチップを少しカジュアルに履くのが好きですね。この秋冬は、シンプルでリラックスした雰囲気のある装いをしてみたい」と話すのは、アイウェアセレクトショップ『コンティニュエ 』の代表、嶋崎周治さん。足下は『スピーゴラ』の一足だ。「購入したのは8年ほど前(取材当時より)。当時はブランドのことを知らなかったのですが、セレクトショップでのパターンオーダー会で偶然出くわして、迷わず注文しました」

ちょうどストレートチップにはまっていた頃でもあったそう。「初めにジョンロブのシティ2の黒を購入したら、茶色も一足欲しくなった(笑)。黒はフォーマル用と思っていたので、茶は普段履きできるものがいい。『スピーゴラ』との出会いはそんなときでしたね」

日本のビスポークの草分け的な存在として知られる『スピーゴラ』。エレガントながら堅固なつくりが刺さるのは、いかにも各国のアイウェアのものづくりを見てきた嶋崎さんらしい。「パターンオーダーとはいえ踵のカップのサイズと形が小さく、自分の足と相性がとてもよかった。さらに革も柔らかく、履き心地はとても気に入っています。ガシガシ履いていても品のよさが崩れないのもいいですね」

恵比寿店では、国内外の30以上のブランドのアイウェアが揃う。

服に比べ、メガネと靴はその人のモノに対する考え方が出やすいアイテムだと嶋崎さん。

「どちらも機能性がベースにあるからでしょうね。どうしたってその人らしさがにじみ出てしまう。革靴は若い頃から履いていて、昔はコードバンの艶っぽさに憧れたけど、いまの自分の肌の質感にはちょっと元気が良すぎるかも(笑)。カーフの朽ちていく感じが心地いいです。メガネも靴も、自分の少し先の年齢を意識して、使い続けた先のことを考えてみる。そういう付き合い方が楽しいですよね」

Shuji Shimazaki(嶋崎周治) プロフィール
2002年、恵比寿にアイウェアセレクトショップ『Continuer』をオープン。その後、吉祥寺、日本橋にも店舗を展開。恵比寿店のすぐ近くにある『Continuer Extra Space』では、ヴィンテージ時計やパンツ専業ブランド「NEAT」などファッションアイテムも扱う。https://continuer.jp

photographs_Hirotaka Hashimoto
〇 LAST issue17 より


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